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この膝痛ブログには自分の経験した膝の痛みや手術の体験談を書き殴ります。高位脛骨骨切り術(HTO)での6週間の入院中に体験したこと、見聞きしたことを中心に書きますので、膝の痛みに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

膝痛を抱える全ての人へ。医師もピンキリですよ?

これは膝痛に限ったことではないが、自力ではどうしようもない身体の不調は、基本、医師を頼るしかない訳だが、どんな医者にかかるかで大きく変わる。

2023年冬。ジムでのトレーニング中に膝を痛めた私(50代女性)は、近所の整形外科クリニックにかかり、そこの医師の紹介(医師同士の繋がり)で大病院の整形外科を受診。ほどなく関節鏡での手術となったのだが、とんだヤブ医者に当たってしまい治らなかったのです。

で、次の方法を試そうにも「膝の可動域が戻らないことには何もできない」と手術後すぐに整形外科クリニックに戻され、痛みに怯えながら半年以上リハビリに通う羽目に。手術で辛い思いをしたのに治らず、更に膝がほとんど曲がらなくなるという不運に見舞われたのに主治医の対応は冷たく、ろくに説明もしてくれず、「もう信頼できない!」となった私は、最初の手術から約1年後の2024年春、別の病院で再手術(関節鏡と高位脛骨骨切り術(HTO))をし、今は回復に向かっています。

2度目の入院中に親しくなった患者さんにこの話をしたところ、「最初の手術は不運だったけど、2度目でNM先生に手術してもらえたのは運が良かったね!」と言われました。NM先生は名医で有名らしく、その患者さんはNM先生に手術をしてもらうためにわざわざ他県から来られたそうでした。

「医者もピンキリよ?自分でちゃんと調べて、良い先生に手術してもらわないとダメよ?!」

この言葉は忘れられません!私は一体、何をボーっとしていたんだろうと絶句。行き当たりばったりで近所の整形外科クリニックを訪れた時点で私の運命は決まっていたのです。その時にしっかりと調べて2度目の手術をした病院に最初から訪れていたら、1年も回り道をする必要はなかったのです!

入院して初めて知ったのですが、ここは紹介状なしでも受診できるチャンスがある病院でした…もちろん、いきなりスーパードクターに診察してもらうことはできませんが、段階を踏んで行けば症状次第でその先生に診てもらうことは可能だったのです。「ちゃんと調べていれば…」と、悔やんでも悔やみきれません。

Google検索では医療関係者が監修している記事ばかりが上位に表示される仕組みになっているため、一患者がこんな記事を書いたところで私が届けたい人達の眼には触れないかもしれませんが、それでも声を大にして言いたい!

自分の大事な身体のことを、人任せや運任せにしないで、しっかり自分で調べて良い先生を訪ねてほしいと。

診てもらいたい医師のいる病院が自宅から遠い地域にあったとしても、病衣や備品のレンタルサービスを利用すれば、家族のケアが受けられなくても何とかなるものです。実際、私が手術を受けた病院でもその先生の治療を受けるためにわざわざ遠方から来ている人が大勢いて驚きました。ネットで紹介されているような名医に診てもらえる訳ない!という先入観で諦めない方が良いと思います。

大学病院や大病院にいる医師が良い医師とは限りません!大病院じゃなくても、都会じゃなくても、案外田舎にもスーパードクターはいたりします。今かかっている医師に委ねるだけではなく、自分でしっかり調べて可能性のある治療法やそれができる病院や良さげな先生を探しましょう!少しぐらい嫌な顔をされてもひるんではいけません!いろんなことを諦めないためにも、どうか悔いのないように行動し、自分の意思で選択してください。

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